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鈴谷式土器

すすやしきどき

概要

鈴谷式土器

すすやしきどき

考古資料 / 土器・土製品類 / 日本 / 北海道 / 北海道

続縄文時代

器高34cm、口径30cm

常呂川河口遺跡

57号竪穴住居跡出土

鈴谷式の深鉢形土器。この型式の土器はアムール河口部の古金属器文化と北海道の続縄文文化との2つの土器系統の融合によって成立したと考えられており、これら2つの文化の交流を示す資料とされている。鈴谷式土器が出土するのは主にサハリン中部以南から北海道北端部にかけてであり、この土器は道東部へ客体的に搬入されたものとみられる。口縁部の文様や尖底などサハリン北部と共通する特徴を色濃く持ち、道東部とサハリンとの直接の交渉の可能性をも示唆する資料となっている。

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キーワード

土器 / 常呂川 / Hokkaido / 河口

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