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関市立篠田桃紅美術空間

篠田桃紅は、1913年(大正2年)中国・大連に生まれました。東京で育ちますが、父親が岐阜市、祖母が関市出身ということもあり、常に岐阜の地を「心のふるさと」としてきました。幼いころから書を学び、戦後に入り本格的に創作活動を再開しますが、その作品は既成の書道にとらわれない墨を使った抽象芸術へと移行していきます。1956年(昭和31年)から2年間、ニューヨークを拠点に全米をはじめヨーロッパ各地で個展を開催し、第2次世界大戦後、墨を使った抽象美術家としていち早く国際的に高い評価を受けた日本人芸術家の1人となりました。帰国後もレリーフ・壁画などの建築物に関わる大作を手がける一方、版画・題字・随筆などさまざまな分野に活動を広げていきました。多くの作品が、国内外の美術館や公共施設に収蔵されています。国内外において個展を開催し、精力的に創作活動をおこないました。
関市立篠田桃紅美術空間は、篠田桃紅作品のテーマ展示、現代作家の作品展を年4~5回のペースで企画、開催しています。

概要

所在地
関市若草通3丁目1番地 関市役所7階
問い合わせ
0575-22-3131 
代表電話番号
0575-23-7756
ホームページ
http://www.city.seki.gifu.jp/0000000059.html
館内案内
午前9時~午後4時30分
休館日
月曜日(休日を除く)
休日の翌日(土・日・休日を除く)
年末年始
展示替えの期間(要確認)
交通案内

長良川鉄道・関市役所前駅から徒歩10分
高速バス名古屋関美濃線/わかくさプラザバス停 下車すぐ
東海北陸自動車道・関ICより車で約10分